役に立つことを、ちゃんと調べて、
まちがいのないように台本にした。
だけど、
リールを出しても、なんだか伝わっていない気がする・・・
こんなこと、ありませんか?
先に答えを言いますね!
正しい言葉より、見る人が「心配していること」の言葉で話す。
この記事では、ハマる講座学院のサニー(松本菜苗)が、2026年10月17日の「公開生編集!Capcutマスターセミナー」で、お金の講座をしている生徒のAさんのリールを、みなさんの前でリメイクしたときの内容をお話しします。
まずは、セミナーでお伝えした場面を動画でどうぞ^^(Aさんのお顔はかくしています)
結論|「経費にできる?」より「確定申告できる?」
Aさんのリールは、「領収書をなくしたら、経費にできないの?」というお話でした。
内容は、とっても勉強になるもの。
その上で、わたしはこう伝えました。
経費にできる、できないよりも、確定申告できるかできないかが、すごい心配なんじゃないかな。
もうちょっと幼稚な表現にしてみたらどうかしら。
そこで、台本の1行目をこう変えました。
| 前 | 後 |
|---|---|
| 領収書なしは経費にできない? | お父さんが領収書もらうの忘れちゃったんだって。確定申告できないんじゃない!? |

正しい台本なのに、リールが伝わらない3つの理由
理由① 先生の「正しい言葉」と、見る人の「知りたいこと」がずれている
「経費」は、教える先生にとっては大事な言葉。
ただし、初めての人が知りたいのは、もっと手前のことです。
確定申告やるけど、ないってやばいのか?やばくないのか?本当にそれを知りたいみたいな感じで。
理由② 初心者の人には、むずかしい言葉がストレスになる
全然悪くはないんですけれども、もっと初心者の人でも分かるように、この会話を少し変えていこうと思います。
わたしがリール編集でいちばん大事にしているのは、これです。
伝えたいことが
伝えたい人に
ストレスなく伝わるようにする
理由③ 見る人が「今、考えていること」にふれていない
何事もなく確定申告さえ終われば、それ以外何も考えてない。確定申告やばいって、この時期ぐらいから考えてるのを、ちょいちょいと刺激させてあげるのはどうかしら。
このままだと…
- 役に立つ内容なのに、最初の1行で「わたしには関係ない」とスワイプされる
- 「勉強になる」で終わって、先生に相談したい気持ちまで届かない
- もっとくわしく説明しようとして、台本がどんどんむずかしくなる
台本を「心配ごとの言葉」に変える3つのステップ
ステップ① 見る人が、いちばん心配していることを1つ決める
Aさんのリールなら、「経費になるか」より「確定申告できるか」。
見る人が夜にふと思い出して、ドキッとすることは何かを考えます。
ステップ② その心配を、そのままの言葉で1行目にする
「確定申告できないんじゃない!?」
見る人が、心の中で言っていそうな言葉にします。
ステップ③ 言い切れないことは、やさしく正直に
お金や体のことは、「絶対できる」とは言えないこともありますよね。
経理系なので、できるよって言い切れなかったりとかするんですよね。ゆるい表現でいかないといけない難しさも結構あります。
リメイクした台本では、「といっても、これは応急処置。認められない場合もあるから、今日からは領収書、レシートは必ず取っておくようにしてね」と、最後に正直にお伝えしています。
| ステップ | Aさんのリールでは |
|---|---|
| ①いちばんの心配を決める | 確定申告できるかどうか |
| ②心配をそのまま1行目に | 「確定申告できないんじゃない!?」 |
| ③言い切れないことは正直に | 「これは応急処置。認められない場合もある」 |
事例|「確かに」と、その場で台本を見直したAさん
Aさんは、起業した方に向けて、お金のことをわかりやすく教えている先生です。
- 2026年10月17日(Capcutマスターセミナー):みなさんの前で、Aさんのリールを台本からリメイク。1行目を「確定申告できないんじゃない!?」に変えた
リメイクした台本を見たAさんは、こう話してくれました。
確かにって、ちょっと今思いました。
最終的に皆さんが気にしているのは、確定申告ができるかどうか。そこで伝えると、より伝わりやすいなって思いました。
結局もう、確定申告できればいいわけですよね。
あなたは、どちらを選びますか?
- A:まちがいのない、正しい言葉で台本を書く
- B:見る人が心配している言葉で入って、正しいことはやさしく添える
わたしのおすすめは、Bです^^
正しさはそのままに、入り口の言葉だけ、見る人の言葉にしてみてくださいね。
サニーには、何を相談できますか?
ハマる講座学院のサニー(松本菜苗)は、元小学校の先生。
講師を育てる講師として、講座づくりとインスタ・リールの集客を、一緒に進めています。
「リールの台本が、なんだか伝わらない」
「専門のことを、どこまでやさしく言っていいのかわからない」
そんなときは、一度お話ししましょう^^
5分で「1行目」が変わるワーク
紙かスマホのメモに、3行だけ書いてみてください^^
- わたしのリールで、いちばん伝えたい正しいことは?
- 見る人は、そのことで何を心配している?
- その心配を、見る人の口ぐせのまま1行で書くと?
例)①領収書がなくても経費にできることがある ②確定申告が、ちゃんとできるのか不安 ③「確定申告できないんじゃない!?」
③の1行を、次のリールの最初に使ってみましょう^^
よくある質問
Q. やさしい言葉にすると、まちがったことを伝えてしまいそうで心配です。
A. 変えるのは、入り口の言葉です。正しいことはそのまま残し、言い切れないことは「認められない場合もある」のように、やさしく正直に添えます。
Q. 見る人が何を心配しているか、わかりません。
A. 自分が初めてだったころに、何がこわかったかを思い出してみてください。生徒さんやお客様によく聞かれる質問も、そのままヒントになります。
Q. 台本を変えたら、編集もやり直しですか?
A. わたしは、編集の前に台本から見直します。伝えたいことが伝わるようにする軸は、いちばん台本にあると考えているからです。
まとめ|正しさはそのまま、入り口は見る人の言葉で
- 「経費にできる?」より「確定申告できる?」。見る人が心配していることの言葉で話す
- リール編集でいちばん大事なのは、伝えたいことが伝えたい人にストレスなく伝わるようにすること
- 言い切れないことは、やさしく正直に添える
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この記事を書いた人
サニー(松本菜苗)|ハマる講座学院 主宰/ハマるリール術
元小学校の先生。「売り方」ではなく「教え方」で選ばれるオンライン講師を育てています。教育学×現場経験×授業設計研究をもとにした《ハマる講座設計フレームワーク》で、講座の体系化から初売上まで伴走中。
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