【保存版】テンポのいいリールを作る方法|編集より大事な「台本のスピード感設計」

目次

リールのテンポが悪い原因は、編集ではありません

「リールのテンポがなんか良くないんですよね…」

これは、私が本当によく受ける相談です。
でも最初にお伝えしたいのはこれ。

リールのテンポは、編集でどうにかするものではありません。
ほぼ100%、台本の時点で決まっています。

カットを増やしても、
エフェクトを入れても、
BGMを変えても、
なぜか「もっさり」して見える。

それは、
話すスピードの問題ではなく、
「聞こえ方の構造」が整っていないから
です。

この記事では、

  • テンポのいいリールがなぜ「見やすい」のか
  • 台本でスピード感を作る具体的な考え方
  • 今日からすぐ使える実践ポイント

を、《ハマるリール設計》の視点で解説します。

Youtubeでも解説しています!▼

リール編集のテンポを良くする方法|台本で決まるスピード感の作り方


テンポの正体は「速さ」ではなく「メリハリ」

まず勘違いされがちなのが、

テンポがいい = 早口

ではない、ということ。

テンポがいいリールとは、
視聴者が迷わず話についていけるリールです。

逆にテンポが悪く感じるリールは、

  • 何が大事な話なのか分からない
  • ずっと同じ温度で話が続く
  • どこで話が切り替わったのか分からない

こうした状態になっています。

つまり、
テンポ=スピードではなく、構造の問題なんです。


テンポのいいリールは「台本」で9割決まる理由

多くの人は、

  • 台本を書いて
  • 通しで喋って
  • あとから編集で整えよう

という流れでリールを作ります。

でも実はこの時点で、
テンポはほぼ決まっている

なぜなら、
テンポの正体は

  • 文の長さ
  • 情報の密度
  • 強調点の置き方

だからです。

編集はあくまで
台本で作ったテンポを「見える化」しているだけ


テンポを良くする台本の基本①

「一文を短くする」

まず一番大事なのはこれ。

だらだら長く話さないこと。

話し言葉になると、
つい説明を足したくなります。

でもリールでは、

  • 1文=1メッセージ
  • 1画面=1意味

これくらいがちょうどいい。

長い文章は、
聞いている側が途中で
「今どこ?」と迷ってしまいます。


テンポを良くする台本の基本②

「絶対に聞いてほしい言葉」を決める

テンポが悪くなる最大の原因は、

全部大事にしようとすること。

テンポのいいリールは、

  • ここは絶対に聞いてほしい
  • ここはさらっとでいい

この強弱がはっきりしています。

台本を書くときに、
自分にこう問いかけてみてください。

今日のリールで、
一番覚えてほしい言葉は何?

それが決まると、

  • そこ以外は削れる
  • そこ以外は軽く話せる

結果として、
リール全体のテンポが自然に良くなります。


テンポを良くする台本の基本③

「接続詞」を意識的に使う

これは少しテクニック寄りですが、
効果はかなり大きいです。

おすすめなのが、
接続詞を意識的に台本に入れること。

たとえば、

  • だから
  • だけど
  • 例えば
  • そして
  • つまり

こうした言葉には、

「ここから話が切り替わりますよ」

というサインの役割があります。

聞いている側にとっては、

  • 今、一区切りついた
  • 次の話に入った

と分かりやすくなる。

結果、
テンポよく聞こえるんです。


編集がラクになるのも「接続詞」

接続詞を入れて話していると、

  • どこでカットするか
  • どこを強調するか

が、編集側でも一目瞭然になります。

私自身、

  • 「つまり」のところで少し間を取る
  • その部分だけ文字や顔を大きくする

といった編集をよくします。

接続詞は、

  • 話のメリハリ
  • 編集ポイントの目印

この2つを同時に作ってくれる
かなり優秀な存在です。


テンポが悪い=センスがない、ではない

ここ、すごく大事なので書いておきます。

テンポが悪いからといって、
あなたにセンスがないわけではありません。

ほとんどの場合、

  • 台本で強弱がついていない
  • 何を聞いてほしいか決まっていない
  • 話の区切りが見えない

ただそれだけ。

構造を知れば、誰でも改善できます。


まとめ|テンポのいいリールは「設計」で作れる

テンポのいいリールを作るには、

  • 編集で速くするのではなく
  • 台本でメリハリを作る

これが大前提。

具体的には、

  • 一文を短くする
  • 一番聞いてほしい言葉を決める
  • 接続詞で話の区切りを作る

この3つを意識するだけで、
リールの見え方は大きく変わります。

あなたのリールがもっさりして見えるのは、
まだ伝わっていないだけ。

構造を整えれば、
ちゃんと「ハマる」リールになります。

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